「もうパラパラでも踊ろう」、その一言から生まれたミーム

韓国#parapara#dance-meme#viral-phrase

海の前で生まれた一言

リセーヌのウォニが運営する旅行系YouTubeチャンネルに、同じグループのミナミがゲストで出演した。撮影場所は巨済の海の前、波の音以外何もない静かな瞬間だった。そこでミナミが突然「もう何もわからないし、パラパラでも踊ろう」と言い出して、本当に腕を振り回して踊り始めたんだ。

このシーン一つが丸ごと切り出されて、リールやショート動画に広まった。ギャルメイクの無表情な顔と、忙しなく動く腕とのギャップが大きかったからね。数日でどのコミュニティにもこのクリップが回って、巨済市はこのミームをそのまま観光広報に使ったほどだ。

そのうち、少し変なことが起き始めた。実際には踊らないまま「パラパラでも踊ろう」というセリフだけを切り離して使い始めたんだ。成績表を受け取ったときも、班課題のグループチャットでも、この一言だけ投げて済ませる感じで。

この踊りには40年近い歴史がある

実はパラパラは今回生まれたばかりの踊りじゃない。1980年代後半の東京のディスコ文化から始まって、1990年代にはギャル文化に乗ってアジア全域に広まった、もう40年近い歴史のある踊りなんだ。下半身はほとんど動かさず、腕と手の動きだけを速いビートに合わせてキレよく決めるのが特徴だよ。

だから真似しやすいんだ。新しい足の動きを覚える必要はなく、腕だけ数秒繰り返せばいい。最近ショート動画で流行っているチャレンジダンスの多くが全身の振り付けを求めるのと比べると、パラパラはその正反対にある。無表情のまま腕だけ振るほうが、かえって笑いのポイントになったんだよね。

今や踊りよりセリフのほうが有名

今「パラパラでも踊ろう」を使う人のほとんどは、実際には踊らない。ただそのセリフだけを借りているんだ。ややこしい状況に直面したとき、あえて解決しようとせず、「これはもう考えないことにする」という意味でキャプションやコメントに添えるんだよ。

こうやってストレスを笑いに変えるセリフは、これが初めてじゃない。困った状況をまじめに説明する代わりに、突拍子もない行動一つでうやむやにするのが、最近よく見る回避型ユーモアの定番パターンなんだ。問題自体は消えないけど、少なくともその瞬間の重さは軽くしてくれる。

自分だけの回避セリフがあるなら、DoYouBoxのLED電光掲示板にそのまま打ち込んで流してみるといい。自分がTなのかFなのか気になるなら、T or Fテストで先にチェックしてみるのもありだよ。